矯正歯科治療Q&A
一般に、歯並びや咬み合わせが悪いことを不正咬合と呼びます。
その不正咬合にはちょうど親子の顔が似るように遺伝によるものと、生まれてから後のさまざまな原因によるものがあります。具体的な原因には個人によって顎の成長のパターンが異なること、歯と顎の大きさのバランスがとれていないこと、生まれながらにして歯の数が不足していたり、埋まっている歯があったりすることなどがあります。後天的な原因には舌を出す癖、指をしゃぶる癖、外傷などにより歯の数が不足した場合、食生活による影響(軟らかい食べ物ばかりを食べる傾向がある)などがあります。これらの理由が原因で、さまざまな不正咬合が生まれてきます。
代表的なもので以下の8つが挙げられます。これ以外の咬み合わせ、歪みなどについてはお気軽にご相談ください。
- 上顎前突(出っ歯)
- 過釜咬合(深い噛み合わせ)
- 下顎前突(受け口)
- 叢生(ハ重歯や乱抗歯)
- 開咬(上の歯と下の歯が咬み合わないこと)
- 正中離開(前歯のすきっ歯)
- 空隙歯列(歯と歯の間にすきまのあること)
- 上下顎前笑(口もとが上も下も突出していること)
患者さまにより、最適な開始時期は違ってきます。まだ乳歯しか生えていない時期でもできるだけ早く治療しなければならない場合もありますし、歯がすべて永久歯にはえ変わってから一度に治療した方がよい場合もあります。何歳の時でもおかしいなと思ったらすぐに相談し、診察を受けるのが最良の方法といえるでしょう。
また、今では、大人の患者さまは全体の約1/2を占めています。
歯並びが悪いと見た目に良くないだけでなく、年齢が進むにつれ色々な問題が起こってきます。
つまり年をとってくると体の抵抗力が衰えてきますし、悪い歯並びによる咬み合わせを一層悪い状態にしてしまいます。
そして次のような害が起こってきます。
- 発音がしにくい
- 口もとにコンプレックスがある
- 食物が良く咬めないため消化が悪くなる
- 顎の開節が痛くなる
- 悪い歯並びのために歯の掃除がしにくく虫歯になりやすくなる
- 歯と歯を支えている顎の骨のバランスが悪くなるため歯肉炎を起こして歯槽膿漏になりやすくなる
- 上顎と下顎の位量関係がずれてくる
上に述ぺたような害を起こさないためには、矯正専門医の指導のもとに適切な時期に矯正治療をうけることが大切です。
矯正歯科治療の目標は、不自然な位置にある歯や顎を整え、健康な咬み合わせや美しい歯並びを作り出すことです。歯並びが良くなると、物をしっかりと咬むことができ、歯磨きもきれいにできるので、口の中の健康はもとより、消化を助けて体全体の健康にも良い結果をもたらします。
きれいに並んだ白い歯で、健康と自信にみちた明るい笑顔<スマイル>、それが矯正治療の大きな役剤です。
矯正費用は、治療を開始する年齢、歯並びや骨の状態、使用する器具によって異なります。
これは患者さまのもっとも適した形での治療を行っていくため個人差が出てしまいます。お悩みの場合は、無料のカウンセリングをお試しください。
- 各種ローンがご利用いただけます。
(VISA、Master、JCB、アメリカンエクスプレス、ダイナース、セゾン)
ホワイトニングQ&A
歯の変色には、加齢によるもの、コーヒーやお茶赤ワインなど歯の表面から沈着するもの、薬物によるものなど色々あります。(ただし、個人差があります。)
ホワイトニングはホワイトニング材を歯の表面からしみこませ、歯の中の色素を分解させる方法です。
ホワイトニング材はアメリカでもその安全性が証明されています。また、歯医者さんで行う場合に使用するライトは最新工学技術を使用して紫外線や赤外線をカットしておリ発熱がほとんどなく安全です。
歯医者さんでホワイトニングを行う場合、最新の器材で行いますのでほとんど痛みが出ません。お家で行う場合にも、まれに知覚過敏(歯がしみるような症状)が起きることがありますが、使用を一時中断することによリ、症状は軽減または消失します。また、人によっては治療後に軽い違和感を感じることがあるかもしれませんが、短時間ですぐに繹和します。
歯医者さんでホワイトニングを行う場合、わずか30~45分ほどで歯の色が変わります。ヘアカットやマニュキア、あるいはお茶を飲む時間ほどででき、とても簡単です。
効果が持続する期間は飲食習慣や歯の構遣によって個人差があります。よリ長く白さを維持するためには定期的なクリーニングとホワイトニングをお勧めします。